iPadを使用した授業展開の一例   山本茂樹

本日、高校1学年D組にて数学科の森川先生によるiPadを使用した授業が行われました。
以下に、どのような授業が展開されたかを書きます。
なお、内容は数学Ⅰの平均値、中央値の単元です。

使用するアプリは「ロイロノート」と言います。
前提条件として、生徒一人ひとりがiPadを持っています。今回は学校のiPadを使用しています。また、黒板にはプロジェクター・スクリーンが常設されており、それらを電子黒板として使用することも可能です。

教員はプリントを前から順番に回していく必要はありません。クラウド上にあるプリントを、生徒がダウンロードして使用します。鉛筆も必要ありません。iPadの画面に直接書き込んでいくことができます。
提出のために、列の後ろの人が立ってプリントを集めることも必要ありません。クラウド上の提出BOXにドラッグして放り込むだけです。教員は、全員の答案を一斉に並べて見ることができますし、どれか一つを拡大してみんなに見せることもできます。

また、誰が提出済みか未提出かは一目瞭然です。場合によっては、できていない人のところに行って、直接指導するということが可能でしょう。

私も、世界史の授業では教科書を生徒に読ませて、その内容に関する発問の答えをプリントに書き込ませているのですが、それがとてもシステマティックに簡単にできるな、と思いました。どの生徒が書けているか書けていないかが、一目瞭然だからです。自分でも使いこなせるようになるためには、iPadを個人的に買った方がいいかもしれないと思いました。どちらかというと私はMicroSoft派だったのですが……。新しいSurfaceも欲しいなあと思っているところなので、ちょっと考えます。