はじめまして。今年から社会科の教員としてお世話になっております、南出菜乃花と申します。現在は高校1年生の担任をしています。授業では、高校1年生の日本史と高校2年生の現代社会を担当しております。私は、中高6年間信愛に通っておりました。どうぞよろしくお願いいたします。
昨日の手古先生とテーマがかぶってしまうのですが、私も先週の遠足についてお話したいと思います。HPに遠足の写真も載せていただいていますが、生徒たちはとても元気で楽しそうでした。
高校1年生の遠足は奈良でした。興福寺や春日大社・奈良国立博物館、そして東大寺へ行きました。中でも生徒の反応が印象的だったのが興福寺の国宝館でした。時間がかなりおしていてなかなかじっくりと見学することができなかったのですが、かつて日本史の授業で学んだ仏像や建築物がいざ目の前に現れると、何ともいえない興奮があったようです。特に有名な阿修羅像の前では、足を止めて食い入るように見ている生徒が多かったように思います。まだ奈良時代の授業を行っていない生徒たちには、「この先の授業で、ここにある仏像がたくさん出てくるよ」と言うと、「しっかり見ておこう!」とじっくり仏像を観察する生徒もたくさんいました。
やはり、自分が勉強したものに実際に触れることは、勉強へのさらなる興味を引き起こすのだと実感しました。この調子で学んだことに実際に触れて、さらに勉強への意欲につなげていってほしいなと思いました。
また、生徒には普段の様子から私が極度の歴史好きだとすでに知られているようで、「先生、興奮してる?」と何人もの生徒に尋ねられました。とても興奮した遠足でした。