本日は、本校(和歌山信愛高等学校)の入学試験となっております。約500名の受験生の方々が試験に臨まれました。
受験生のみなさんには、日ごろの勉強の成果を遺憾なく発揮していただきたいと思います。
さて、今朝は私も外に立って、受験生のみなさんが本校に来られた時の様子を見ておりました。お友達数名と連れだって来られた方、保護者の方と来られた方、お一人で来られた方、百人百様でしたが、そんな中で、ふっと笑顔になられる瞬間がありました。どんな時かと申しますと、塾の先生方や中学校の先生方を見つけたり、先生方からお声をかけられたりした時です。それまで不安や緊張に彩られていた表情が、ふっと和らぎ、笑顔になるのです。それほど、先生方からの応援は受験生の方々にとっては、嬉しいものです。
翻って我が身を考えると、中学受験の時は塾の先生が来られていたように思います。私は中高一貫校に通っておりましたので、高校受験はしておりませんが、大学受験の時には、やはり高校の先生、一浪の時にも予備校の先生が声をかけてくださいました。カイロをもらったり、鉛筆をもらったり、色々励まされましたが、やはり一番嬉しかったのはいつも教えてくださっている先生を見つけた瞬間でした。
本校では、正門から建物までの距離が短く、場所も狭いため、塾や中学校の先生方には、ご迷惑をおかけしております。しかし、きっと受験生のみなさんは先生方のお姿を見て、嬉しく、心強く感じておられると思います。その温かみは、これまでの先生方と受験生の方との関係性から生じているのでしょう。
最後になりますが、そうやって元気をもらった受験生のみなさん、悔いの残らないように、頑張ってください。