中学2年生の担当で体育科の田福です。
通常の学校生活以外の、世の中の出来事やニュースなどにも興味を持ち、考えるきっかけになればと思い、朝礼や保健の授業で紹介するようにしています。
今年は、西日本でも災害が多く発生しています。
6月中旬の大阪北部地震(震度6弱)では友人の勤める高校で、生徒たちがパニックになってしまい、いかに日頃の落ち着いた生活習慣や、避難訓練の大切さを教えて貰ったこと。
7月初めの西日本豪雨災害。気象庁が事前に異例の記者会見を行ったにもかかわらず、被害が大きく、そこには、「正常性バイアス」の心理が働いた可能性があると言われていること。
9月の台風21号では、教訓を生かし早めの対策を取る方が多かったが、想像以上の暴風で飛来物での被害が発生したり、関西空港の水没や陸橋が通行止めになったり、多くの住宅で停電を含む、たくさんの人々の生活に影響があったこと。
今年の夏は、暑い日が長く続き、これも1つの「災害」だと言われていることなど。
ニュースでは、消費税引き上げ、天皇陛下即位で、年号が変わる事や、来年はGWが10連休の予定で進んでいます。
最近では大阪万博の開催決定。中学生の君たちは7年後、万博開催になんらか関わっている人も居るのでは…。
このような出来事やニュースを見て、自分たちの生活にどんな影響があり、自分たちが出来る対処などを考えたりして欲しいと思います。
理解し整理する思考力、熟考・推論する判断力、それを判断して表現する力。日々の生活の中で、習慣になれば良いと考えています。
紅葉の季節です。先日ある大学へ続く道で、初めてみる色彩にびっくりしました。始めて見たものへの驚きや感動。知らなかった事を知る楽しさや喜び。
それを自分の言葉で、表現していく力の大切さを、伝えていけたらと思います。