一生の思い出「修学旅行」 山本茂樹

信愛では、6月に修学旅行を実施しています。
本校のホームページでも、新着情報で毎日報告をあげさせていただきました。
先週、無事に全行程を終えて帰ってきた生徒たちの様子を見ていますと、
夢のような体験をしてきたのだなあ、としみじみと思います。
少しふわふわとした心持ちが残っている生徒もいる一方で、
壮大な大自然を感じ取って大きく成長してきた生徒もいます。
やはり、修学旅行とは一生の宝となる、大きなイベントなのですね。

振り返ること二十数年前、私の修学旅行は北海道でした。
コースには流行りすたりがあったり、町の様子ががらっと
変わっていたりで、内容も大きく変わっているようです。

今年度の信愛の生徒は

1日目 ノーザンホースパーク アイヌ文化博物館
2日目 ラフティングやジャム作りなどの体験
3日目 ファーム富田 フラワーランドかみふらの ニングルテラス
4日目 旭山動物園 大倉山ジャンプ競技場 白い恋人パーク 札幌市内車窓観光
5日目 小樽自由行動

という内容でした。

私のときは(……当時のしおりが手元にありませんので、日程等はうろ覚えです)
函館? 小樽 札幌自由観光 昭和新山 摩周湖 知床の周遊船? 網走刑務所
という感じでした。
時代ですね。網走刑務所に行って何を学ぶのでしょうか(笑)
どのようなルートで行ったかも覚えていません。
小樽は今はスイーツの町になってしまいましたが、
当時はまだガラスやオルゴールといった舶来品的なものを
前面に出していたように思います。
最終日に札幌のデパートをうろうろしていたような気もします。
担任の先生が「昔は汽車で行ったから大変だった」というような
ことをおっしゃっていたことをかすかに覚えています。
今から考えると、「明治?」と思いますね(笑)
しかし、断片的に、修学旅行で見た光景は覚えています。

やはり、修学旅行は一生の思い出。生徒のみんなにも、
この思い出を大切にしていって欲しいと思います。