元日本代表と・・・   山塚英章

6月に入り、信愛では修学旅行や研修旅行・遠足等、生徒たちにはお楽しみの月です。

さて、新任職員に信愛高校卒業生で、元日本代表のソフトテニス選手がいます。
また、私の所属している会計課に、中学生時代にソフトテニスの和歌山県大会で上位の成績をおさめた職員がいます。
この二人が「一緒にソフトテニスをしよう」ということになりました。
元日本代表の職員(以下、F)は、現役こそ引退していますが、名手です。
会計課職員(以下、K)はラケットを握るのが5、6年ぶりということで、果たしてテニスになるのかと思いました。

先日、夕方にグラウンドが空いたので、この二人がソフトテニスをすることになりました。
私も観戦のためグラウンドに行き、Fがまだ到着していなかったので、ウォーミングアップを兼ねてKと私でラリーをすることになりました。(因みに私は中学で1年間ソフトテニス部に所属していましたが、センスがなく補欠でした。)
まず、ラリーで気付いたのですが、Kと私のボールを打った時の音が全然違います。Kのボールを打った時の音はラケットの中心にあたっているのかとても良い音がします。5,6年ぶりとはいえ体が覚えているのは流石です。

そして、いよいよ元日本代表Fが登場しKとFでラリーが始まりました。
このころになるとKも昔の勘を取り戻したのかFときれいなラリーが続きます。
途中、Fに少し強めにとお願いすると目の覚めるような速いボールを打ちます。
ラリー後、私とKでダブルスペアを組み2対1でFと試合形式で対戦しました。
こちらは二人なので少しくらい勝負になるかと思ったのですが、甘い考えでした。
相手は元日本代表です。笑顔で軽く決められ、当たり前ですが全く歯が立ちません。         (私はネット際でウロウロしているだけでしたが(-_-;))

本気で打ったボールのスピードは、サーブ、スマッシュ以外であれば、今ならFよりも現役のソフトテニス部後衛の生徒の方が速いとFは言っていました。

高い技術の中で普段から厳しい練習をしている部活生は、技術、精神面が自然に成長しているのだと思い全国トップクラスのクラブの凄さを感じました。

最後に別の日本代表ネタですが、あと2週間あまりでサッカーワールドカップロシア大会が始まります。4年に一度なのでとても楽しみです。