今、朝の高校3学年合同での卒業式に向けた歌練習を終え、職員室でこれを書いています。
国公立大学の前期試験を昨日終えてきた高校3年生の背中を前方に見ながら、私が担任をしている高校2年生、また高校1年生の皆さんも一生懸命に歌っていました。
「練習で全力を出せない者が、本番で力を発揮できるはずがない。」
私はいつもこう思っています。だから、練習といっても本番さながらです。私も生徒たちとともに一生懸命歌います。
今日はなぜだか高校3年生の背中が少し大きく見えました。この3年生の一部の人たちは2年前に私も担任をしていたので、思いも人一倍ある学年です。なかなか課題を出さなくて叱っていたAさん。成績が振るわなくて心配していたBさん。なかなか自分の思いが言葉にできずもじもじしていたCさん・・・学年が離れてからの2年の間に、精神的にも大きく成長したのだなあと思って、担任していただいた先生方に感謝をするとともに、この時期の変化の大きさを感じました。
あさっては式の予行があり、3月1日は卒業式本番。いざ、卒業式に向けて自分たちができることを確実に進めていき、最高のフィナーレにしてあげたいと思う朝でした。