百人一筆をお読みくださっている皆様、クリスマスおめでとうございます。
今からおよそ2000年前の今日、出産を控えながらも泊まる宿さえない母マリアは、馬小屋という誰も望まないような場所でイエスを産みました。
このことは、今、世界の様々な場所で起こる紛争によって厳しい環境に置かれる人々のことを思い起こさせてもくれます。
信愛では一足先にクリスマスのお祝い(クリスマスミサ)を行いました。(22日の大音先生の百人一筆をご覧ください)
そのときの校長先生のご挨拶に「静かに過ごす」という言葉がありました。2000年前の静寂の中での誕生に思いを寄せることが本当のクリスマスのお祝いです、と。それは、現在厳しい立場に置かれている方々を思うことにもつながるでしょう。
受験生の皆さんは、クリスマス気分に浸ることのできない状況です。
皆さんの今の一生懸命さが、落ち着いた気持ちでクリスマスを一緒にお祝いできることにつながれば、とてもうれしく思います。