朝方肌寒さを感じる季節となりました。こんにちは、高3担当の遠藤 徹です。
2学期中間試験が終わり、各学年とも成績が出される頃ですが、高校3年では今日,明日と記述式の模擬試験が実施されます。この時期の高校3年生の記述模試は、入試を想定した総合的な学力を測る実力試験になっていて、今までよりも多くの全国の高校生が受験します。さらに、その試験結果はその前後で行うマーク模試とドッキング判定をし、志望する大学との距離(合格可能性)を測るのに使われます。だからと言って、今の時期の模擬試験の結果だけにとらわれて一喜一憂していてはいけません。ここから来年の入試本番まで、学習の集中度と精度をアップさせることで、まだまだ学力が伸びていくことを意識しながら最後まで不断の努力を重ねていくことが大切です。そして、志望する大学への入試に向けて、今、どの教科のどの分野をどれだけ補わなければならないのかをしっかりと分析する必要があります。それは、志望する大学によってまちまちだから、入試の過去問に取り組みながら、しっかりと対策を立てていきましょう。そして、それを実行するには、規則正しい生活習慣と最後まで頑張りぬく強い精神力が必要であることは言うまでありません。
かつて、プロ野球でヤクルトを優勝に導いた野村克也監督が、スポーツ記者からのインタビューで「野村さんにとって野球とは何ですか?」と問われたときに、「人間学」と答えたことがありました。その理由は、「野球をするうえで人間の持つ性格や資質等が大切」ということでした。また、そのとき「人間的な成長なくして技術的な進歩なし」という名言を述べています。その他にも、野村克也の名言(つぶやき)があるので、いくつか紹介しておきます。
- 限界が見えてからが勝負だ
- 不器用な人間は苦労するけど、徹してやれば、器用な人間より不器用な方が最後は勝つよ。
- 「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。
- 人間は、恥ずかしさという思いに比例して進歩するものだ。
- どうやったらライバルとの競争に勝てるかと考えたとき、1日24時間の使い方の問題だ、と思った。
- 人間には成長する過程で「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の3つの時期がある。
どうでしょうか。弱気になりかけたとき、この野村克也の名言(つぶやき)を思い出してくれれば勇気づけられるのではないでしょうか。
これ以外にも、私自身にとっても教訓となる感銘を受けた名言がありましたが、ここでは割愛させてもらいました。