高校新入生紀北研修を終えて 片岡ちか

本日無事高校2班も紀北研修を終えて帰って来ました。それと入れ替わり、今度は中学1年生が紀北へと向かいました。気をつけて行ってらっしゃい!

さて紀北研修の様子は新着情報に写真つきで詳しくアップされてますので、そちらをご覧ください。ここでは、生徒が紀北で最終日に書いたまとめの作文を一部紹介したいと思います。

まずは紀北研修で定番の5分前行動について。

「…三年前(注:中学1年生の時)は叱られるから守る。でも3年経った今は違いました。…予定はあくまで予定なので、行動次第で(開始時刻が)遅くも早くもなると思いました。」

5分前行動を徹底することで、次の予定に早めにとりかかることができます。どんどん早め早めに行動することができれば、余裕を持って何事にも取り組むことができる、ということを実感したようです。

次にカレー作り体験を踏まえて。

「…今回のカレー作りでは料理は大人数で協力して作ったとしてもとても時間がかかると分かりました。そしてそれは、一人で家族のために料理を作っている母はもっと大変だということなので、家に帰ったらお手伝いをしたいと思います」

そうです、みんなが楽しく、充実した学校生活を送ることができているのも、おうちの方の支えがあるから、ですね。

さて、「みんなで楽しく」というレクリエーションと、学級活動について。

「…話を聞く時はしっかり聞く。遊ぶ時にはしっかり遊ぶ。私はみんなのこういう所がすごいなあ、とこの研修で気づかされました。…」

「…一つの意見を全て受け入れるのではなく、その意見にまた意見を入れつつ、皆が納得できる意見を作れる、というところがA組の良いところで、自分の好きな所です。」

「みんなの笑顔がキラキラしている」と書いてくれた生徒もいました。

中学1年生の時は自分のことで精一杯だったのが、この度の研修では、クラスメートのこと、また他クラスのことなど自分以外の、「外」へ目を向けた内容がたくさんありました。また四つの講話を踏まえて、「一つの物事に取り組むにあたり、より深く、色々な視点から考え、発展させることが必要だ」と書いてくれた生徒のように、より深く自分を見つめることもできました。作文の内容はどれも言葉だけの空虚なものではなく、日常の経験、また研修での経験を踏まえた実感のこもったものであったのも、生徒たちの成長を感じました。

これからどんな3年間が始まるのでしょうか。クラスみんなで、学年で、たくさん思い出を作っていきましょう!