「鰻(うなぎ)は好きだが穴子(あなご)は嫌いだ」、と言うようなほんのちょっとしたことが、実は生活の中では大きな比重を占めているのではないでしょうか。信念や理念、哲学といった大上段に振りかざしたものではなく、生き方のちょっとした好みとでも言うようなものです。
明日、2月25日は国公立大学の前期試験、3月1日は卒業式、と信愛の高校3年生はいよいよ高校生活の大きな山場を迎えます。
学力や精神力だけでなく、信愛での生活の中で身にしみ込んだものがあるはずです。それはほんのちょっとしたこと、表面には出ない隠し味となってあなたたちを力づけてくれるでしょう。
私が好きな言葉を彼女たちに送ります。
「あとは野となれ山となれ」
どんなに私たちが 齷齪(あくせく)しようとも、野にある花は人知れず咲き、そして山は動じない。爽(さわ)やかである。
頑張れ信愛生!