中学校合唱コンクール 酒井侑子

本日、毎年恒例の中学校合唱コンクールが開催されました。

例年は自由曲1曲のみの演奏でしたが、今年から課題曲が追加されました。課題曲は2学期までに授業で取り組んできた曲ではありますが、初めての2曲演奏ということで、果たして間に合うのか?!と心配していました。

しかし三学期に入ってからの1ヶ月と少しという短い期間で各クラス本当によく練習し、聴きごたえのあるハーモニーを響かせてくれました。

合唱は、演奏そのものはもちろんですが、演奏を作り上げていく過程が何よりも大きな経験と、財産になると思います。生徒の皆さん、3学期に入ってから今日までの日々を振り返ってみてください。自分たちで練習していると、「ソプラノ、声小さくない?」「アルト、地声出さないでよ!」なんて、ケンカしてしまったこともあるのではないでしょうか。

合唱は1人ではできません。しかし意見を言い合い、争ったことも、それぞれが真剣にクラスと歌に向き合った結果なのです。皆の心を一つにするのは難しい…でも皆で歌うと楽しい!その気持ちに辿り着いたクラスは、結果にかかわらず、心に残るかけがえのない体験ができたのではないかと思います。

今年はインフルエンザが流行する中、直前の欠席者が相次ぎモチベーションを保つのが大変だったクラスもあったと思いますが、本当によく頑張ってくれました。一人一人、思い出に残るコンクールになっていれば幸いです。

↓本日の結果↓

中学1年生 最優秀賞 中1A 優秀賞 中1C

中学2年生 最優秀賞 中2D 優秀賞 中2B

中学3年生 最優秀賞 中3B 優秀賞 中3C

それにしても、教員の一人として演奏を聴くだけでも、なかなか精神力を必要とすると毎年感じます。特に指導したクラスが歌う番になると心臓がどきどきとし(歳のせいではありません)、手に汗を握り、身体で拍子をとらずにいられません。そう考えると、舞台に立った皆さんはその数倍緊張したことでしょう。

今日は感動的な演奏の数々をありがとうございました。

また来年、素敵な演奏を楽しみにしています。