本日11月12日は、信愛創立記念日、いつもなら休日のはずですが、今年は創立70周年記念ミサ(司式は西神父)、西神父による記念講演(生徒対象)、さらに教育後援会研修会も西神父による講演と特別な日になりました。(本当に人使いの荒い和歌山信愛だと神父様は小声でおっしゃていましたが…)
70年前、終戦の年 焼け果てた和歌山の地に「女の子の学校を作りましょう」という人の想いが芽を出し、大勢の人の熱い想いで、決して有り余るところから産まれたのではない、まさに「割いて与える」から産まれたのがこの学校。
校長先生、Sr.森田が6歳の頃に お父様が英語の先生として熱心に請われて信愛に来られたというお話も多分生徒の前では初めて話されました。
学校創立の想いが受け継がれて、これから後にもつないで伝えていかなければと、一人ひとりに届くミサと講演であったと思います。
神父様のお話: 「どうせ病」(「どうせ私は~だから」となげやりになる)、「せいで病」(「~のせいで私は今…」とひとのせいにする)にかかっている人は、そこで成長は止まってしまうよ。 / 「好き」とか「嫌い」で行動していたら冷たい空気が流れるよ / 自分の思い通りにならない「敵」にこそ「愛」が実践できるんだよ(その最たるものが夜泣きする赤ちゃんへの母の愛だ) / ある物事の背景を知るために、知って考え、感じることができる人になるために勉強しているんだよ /
などなどのお言葉、きちんと胸におさめて本当の意味でのかしこい女性、やさしい女性になれるよう、70年の信愛に今居る縁に感謝しつつ、また明日からもコツコツ、とことん 頑張る信愛生を実践して下さい。