八幡 瑞穂

昨日の放課後、国語科の遠藤先生、片岡先生と、太宰治の『走れメロス』について熱く語り合いました!!

信愛では、中学2年生で学習する『走れメロス』。正義感あふれる青年メロスが、人質となった親友セリヌンティウスを救うために走る(その間に何度もあるメロスの葛藤が印象的ですよね!特に、メロスが妹や村人たちと別れて未練を断ち切ろうと自分を一生懸命叱りながら城へ向かう場面とか!くぅ~~たまらん!正義感の強いメロスが時折見せる弱さとか人間らしさとか!それt(以下略))、言わずと知れた感動作です。

お二人からメロス論を聞かせていただき、「友情の大切さ」というテーマはもちろんですが、もっと深い主題がこの文章の根底に流れていたと言うことを学び、目からウロコでした。当時の時代背景(戦中)を反映したメッセージ性の強さにあまりに感動して、「太宰すごい!!(←賞賛しつつも敬称略する失礼な私)」って100回くらい言っていましたね。中2の教材ですが、高校の教材として扱っても、より深い読みができて楽しいと思います。またいつかメロスの授業をする機会があるなら、そのときはいろんなことを教えてあげたいな~~。

やっぱり、文豪として名を馳せ現代でも多くの人に読み親しまれている作家というのは、それだけ感受性が豊かで思慮深く、その想いや考えを巧みに表現してしまえる才能があるんだなぁと痛感しました。いわゆる「名作」といわれるものには、時代や国に関係なく、もっとたくさん触れたいと思いました。そして、そのおもしろさを伝えられる教師になりたいと、初々しい気持ちになれた日でした。7月6日がサラダ記念日なら、10月1日はメロス記念日(笑)意味がわからない人はwikipediaで「サラダ記念日」を調べてみてください。

遠藤先生、片岡先生、ありがとうございました!!

あ~国語ほんまにたのしい~♪だいすき♪