小学生バレーボール大会 湯浅永一

皆さん、小学生バレーボール大会を見たことがありますか、もちろん信愛中学生・高校生の中には小学生のときからバレーボールをやっている人も多くいると思います。私はコーチとして2年、監督として10年小学生バレーに関わってきました。先の日曜日の8月30日和歌山代表として近畿小学生バレーボール大会に参加してきました。近畿のレベルは高く、我がチームは負けてしまいましたが、普段なかなか見に来れない、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟姉妹など、多くの方が応援に来てくれました。 いい結果は残せず、悔しい思いをしましたが、夏休み最後の日、普通の小学生では体験できない貴重な経験をさせてもらいました。

私は、バレーボールを通しての人間育成を第一に考えています。

バレーボールというスポーツですから、大会に参加し、少しでも上位に勝ちあがれるように練習していますが、単に試合に勝てばいいのではなく、大きな目標に向かって精一杯努力すること、その中で起こる様々な問題をみんなで協力して乗り越えていくこと、そして『おもいやりの心』、『がまんする心』、『協調性』を大切に育てていければと思っています。

目標を達成できた時の感動、夢をつかんだ時の感激は、他では得ることのできない貴重な心の財産になってくれることと思います。

勉強もスポーツも同じ、すべては人間形成のためだと思います。

最後に小学生バレーあるある(特に女子)を思いつきで書きます。特に、小学生バレー経験者はその当時を思い出しながら読んで下さい。

 

*ネットはる時みんなで引っ張る綱引き状態。

*男か女かわからない選手が多い。

*膝サポーターが異常に臭い。

*デュースであと一点で負けるってときの スパイク、実は「トスあげないでー」って思ってる。

*サーブ打つ前、必ずボールをバウンドさせる。それが、たまに足に当たる。

*試合でサーブをミスした後に手に異変があったかのように手のひらをみるやつがいる。

*冬のサーブ練習は手が痛い。

*足は踏まれた方より踏んだ方が大怪我。

*怪我は試合・練習中よりおにごっこ。

*試合で最初握手する時、人数少ないチームだと何回も握手する人がいる。

*試合中ベンチサイドで立って寝てる人がいる。

*点とったらとにかく回る。

*監督が言っている意味がわからなくても、とりあえず「はい」という。

*監督のところに皆で集まって怒られているとき、返事の「はい」の声がだんだん大きく、高くなっていく。

*スパイク練習の時にボール拾いをやっていて体の色々なところにボールがぶつかる。特に頭。

*大会とか行くと、親の応援がものすごいチームがある。

*監督なぜかハゲが多い。