きのくに科学オリンピック 吉田 晋

高1生有志たちが、「第3回きのくに科学オリンピック」に出場します。この大会は、筆記試験、実験、競技の3部門で構成されており、私は競技部門の指導に携わっています。

競技部門は決められた材料で時間内(60分)にホバークラフトを作成し、レースを行うというものです。授業では関わったことのない生徒たちですが、元工作少年としては血が騒ぎます。

これがやってみるとなかなか難しいのです。モーターは2つまで、単3乾電池も2つまで使えるのですが、これだけ積むと重くて浮かせるのも一苦労。浮いたと思ったら、前に進まない、などトラブルの連続です。

私自身ホバークラフトについては何も知りませんし、具体的なことは何も教えられません。あくまでも、生徒たちが自主的に取り組んでいることなので、この状況をどう打破するのか、ゆるく関わりながら見守っています。11月16日の本番まであと1ヶ月弱です。どんなホバークラフトを作って、(生徒たちが)どう成長するのでしょうか。楽しみです。