平井 拓真

先日の秋桜祭は,新校舎の落成で多くの方が来られ,生徒たちとともに楽しい一日になりました。お越しになられた方々,来校ありがとうございました。

さて,この日2号館1階の奥の部屋で催された模擬店が「おざきやしき」と言う名のお化け屋敷でした。僕は,前日の準備の様子を見に行っただけで当日はその怖さを体験することはできなかった(係の仕事もありまして…)のですが,余りの怖さに泣き出した人もいたと言うことで大盛況だったそうです。

教室のレイアウト以外は,サプライズの準備,通路などに用いる段ボールなどの資材を調達,その組み立てなどは,そのほとんどを生徒たちが中心に行ったそうです。日常の学校生活と並行しながらなので相当限られた時間でしなければならないこと,それだけではなく,新校舎で教室を大切に扱って準備しなければならないこと,これらをすべてクリアしなければならないことですから,相当のクラスの協力がなければできるものではなかったことだと思います。ですから,完成したときの生徒たちの達成感は想像以上だったでしょう。

9年前,自分のクラスが同じような模擬店を行ってこともあって,ささやかながらアドバイスをしました。その時よりもかなり思考を凝らしたようで,それが成功したということで,私も何だか嬉しい気持ちになりました。

どのクラスもそれぞれの創意工夫を凝らしての模擬店・舞台発表だったと思います。これをクラスの財産として,これからを過ごしてほしいものです。