Sr.内藤 砂織 先生

高校2年生の生徒たちと共に、先日フランスの修学旅行に行かせていただきました。私は今回初めてルーブル美術館を見学したのですが、そこで大好きな『大工の聖ヨゼフ』(ラ・トゥール)という作品を見ることが出来ました!写真で見たり、大塚美術館で見たりしていたのですが、今回本物に触れ驚いたことがあります。この絵は、大工仕事をしている聖ヨゼフの横で、少年イエスがロウソクを持っている、というものなのですが、私は今までイエス様は立っていると思っていました。ところが今回本物を見ると、何とイエス様は座っていたのです!大好きと言いながら、ちゃんと絵を見ていなかった自分を反省するとともに、やはり本物はいいなぁ、、、と暫し見つめてしまいました。ルーブル美術館ではその他にも、美術の教科書に載っている有名な作品の本物を沢山見ました。生徒たちも本物に触れるという体験の中できっと色々と貴重なことに気づいたのではないかと思います。