堀江 剛先生

掃除の後,教室に行くと「先生、クモ」とペットボトルのふたを2つ合わせたものを手渡されました。まさか中にクモを閉じ込めたってこと?クモとか苦手なんじゃないの?と思いながら,そっと開けてのぞいてみると,体長5ミリぐらいの小さな黒いハエトリグモが入っていました。「かっこいい!」と言ってしまって「かっこいい?・・・」と不思議がられてしまいました。
「かわいい」と言った方がよかったのかもしれません。ハエトリグモは小柄で,巣を張らずにぴょんぴょん跳ねるように動きまわるクモで,クモの仲間にしては足も太くて短い(クモ嫌いの人が「足が長いのがいや」というあの感じはありません),あまりクモっぽくないクモです。いきなりぴょんと跳ねるので慣れないと捕まえるのに苦労します。掃除場所に出現したのを捕まえたとのこと。クモと聞くだけで逃げ回る生徒もいる一方で,なかなかやるもんだなと感心しました。放課後,「クモには目が8個あるんやで」と言って(事実です)驚かせようとすると,「見た。前に4個並んでた」とすでに観察済みの様子だったので驚きました。参りました。いいリフレッシュになりました。さて,テスト作成という大きな仕事が待っています。生徒の皆さんはテスト勉強ですね。お互いに頑張りましょう!