研修4日目の朝となりました。少し腹痛を訴えた生徒もおりますが、活動には支障はなく皆元気にしています。
それでは、研修3日目の報告です。
カンボジア研修の柱の1つがカンボジアで活躍、貢献する方々のお話を伺うことならば、もう1つの大きな柱がカンボジアのカンポットという地方都市で幼稚園や小学校を運営する私たちの学校のシスターのもとを訪れ、子供たちの教育のお手伝いをすることです。修道院の宿舎に程近い食堂で朝食をとった後は、さっそく小学校1、2年生に対して、理科と体育の授業を行いました。
シスター橋本先生には「もっと自信を持って授業しなさい」と怒られてしまいましたが、今年度の授業も内容はなかなか秀逸。
ブンブン独楽を用いて回転すると物の見え方が変わることを学ぶ実験、ペットボトルと風船で作った簡易的な空気砲に線香で煙を作り、空気の流れを可視化する実験は、今は分からなくても将来、理科に興味を持ってもらえるものだったと思います。
子供たちはもちろんですが、最後はシスターも夢中です笑
体育では大縄跳びとカンボジアルール?のドッヂボールも子どもたちには好評でした。ようやく慣れてきた頃にお別れなのが残念です。
昼食をいただいた後は同年代の生徒たちとのディスカッション。
今年度は生徒9名という大所帯のため同数の女子生徒を集めることができず、教会の支援する同年代の男子奨学生も参加してくれました。
となると緊張するのは信愛生笑
発音の微妙な違いに苦戦するものの、徐々に打ち解け、カンボジアの学生の一人一人の進路意識の高さに刺激を受けたようです。そういう点では男の子と話をしてよかったのかもしれません。
大分打ち解けた所で修道院周辺の散策へ。市場や川沿いを歩きつつ、夕食は船上レストランでいただきました。
最初はモジモジするものの、今年度はなかなか早く現地の学生たちと打ち解けることができました。SGHの活動を始めて4年以上になるので、異文化を理解しようとする心やコミュニケーション能力は鍛えられてきているのかなぁとうれしく感じた1日でした。
それでは4日目の活動のためにチョンカチアン村へと向かいます。