5月28日(土)の放課後、和歌山市役所の広報課の方が来校し、7月10日に予定されている国政選挙で公職選挙法一部改正により初めて選挙権を得る高校3年生を対象に、選挙に対する現状の意識を知りたいということで取材を受けました。
これは一昨年、当時高校1年生だった彼女たちが和歌山市役所とコラボレーションして行った「まちなか再生計画with信愛生」を受けて、和歌山市の高校3年生の中でも比較的社会課題に問題意識、当事者意識を持っているのではないかということから依頼を受けたものです。
7月10日までに誕生日を迎え、選挙権を得る5名を選び、座談会形式でインタビューが行われました。
実はSGHプログラムの中には、シチズンシップ教育も含まれており、昨年度の最後には、選挙に関する講演も実施していたため、生徒たちは自分たちの意見を積極的に発言することができたようです。本学のSGHプログラムでは、「主体的にかつ他者と協働しながら課題に取り組み、常に最善の解を求めることのできる人材の育成」を目指しています。
「試験期間中に定期テストがあったら投票に行かないかも(笑)」(※ちなみに7月10日の段階では期末テストは終わっていますよ)という声もチラリと聞こえましたが、「自分の一票では何も変わらない」ではなく、「一市民としての責任を果たし、自分たちの意見を届ける」という考えのもとで発言してくれたと思っています。
なお、このインタビューは「市報わかやま 7月号」に掲載されるとのことです。和歌山市内の全世帯に届けられると思いますので、どうぞご期待下さい。