「みんなで伏虎中跡地を提案する市民の会」プラン発表会に参加しました。

昨年の10月に「みんなで伏虎中跡地を提案する市民の会」主催で開催されたワークショップに参加した本校の高校2・3年生の生徒4名が、4月23日(土)、そのプランをプレゼンする発表会に参加しました。

10月のワークショップでは、建築家やまちづくりのプロたちに囲まれて緊張しつつも、高校生の視点からさまざまな提案をさせていただきました。

本日発表されたのは2つのプランでしたが、どちらのプランもワークショップで出た提案をすべて網羅するような素晴らしいもので、本校の生徒たちはただ感動するばかりでした。しかし、発表後の質疑応答では有識者の方々から、プランをさらに良いものにするための批評が飛び出し、改めて「誰もが納得するもの」を作ることの難しさを痛感させられました。

最後に本校の生徒たちもコメントを求められましたが、「既存の再開発と同じ流れになってはいけない。和歌山らしさを。」「幼いころから地元に愛着を持てれば、若者は地元を離れない。そういうまちづくりを。」「どの年代の人も同じように楽しめるまちづくりを。」など、しっかりと意見を言っていました。

主催者の方は「何かをやりたいと思ったときにそれができるまちづくりにしたい」という思いがあり、そこから出発した企画であったとおっしゃっていました。和歌山の人口減少問題は看過できず、本校もSGH研究プログラムのなかで地域課題としてその解決法を考えていますが、これからの和歌山を背負っていく若者たちが将来に希望を持って生活をしていくことができるようなまちづくりとなることを願っています。

ニュース和歌山さんのインタビューもうけました。早ければ今週土曜日のニュース和歌山に掲載されるそうです。ぜひご覧ください。