2学期が始まった最初のクラブ活動日、それぞれの家からお米を持ち寄り、白米を炊きました。
炊き上がるまでの時間が待ち遠しそうでしたが、出来上がった梅干をお皿に盛り付け楽しそうでし
た。はじめは恐る恐る梅をとって、食べ始めていましたが、美味しい♬ (^^♪
の声が上がると、いろんな味に挑戦して
“おかわり”する生徒まで出てくるほどおいしくいただくことができました。
はちみつ漬け
甘くて食べやすかった。美味しかった。
しそ漬け
一番柔らかかった。 はちみつの次に甘かった。
かつお梅
子供たちには一番人気 かつおの香りが強った
白干し梅
塩辛かった
その他の感想:昔から食べられているものは、作るのにたくさんの工程があることを知りました。
自分たちで作った梅は酸っぱかったけれど、とてもおいしかった。
グローバル人材に求められる「自国文化の適切な理解」と「異文化を理解、尊重する力」を育成す
ることを目的として、家庭科では「食」をテーマに日本の文化や伝統、異文化について体験を通し
て学んでいきたいと考えています。
「梅」「塩」「かつおぶし」と伝統的な食材を用いて、また、「梅干つくり」の体験を通して、
自国の文化の価値を理解し、他国の文化を尊重する心が芽生えていくはずです。生徒の感想にも、
「保存食品を大切にしてきた昔の人の知恵と日本の伝統文化の偉大さを知った」とありました。
今回は予算の都合もあり、家庭科クラブでの実施でしたが、今後は学校全体でも実施し、体験を通
して日本の文化に触れていきたいと考えています。
前回(5月)のレポートの最後の摘果された桃の砂糖漬けは、とても面倒だった2番の香りが良かったですが、熟していない果実はかむと苦くおいしくいただくことができませんでした。