SGH運営委員会の大村です。
6月3日(水)6・7限目に高校1年生のSGHプログラム「探求基礎」の授業が実施されました。
生徒たちは「地域医療」「地域経済」「地域防災」「産業課題」の4つの地域課題の中から自分が取り組んでみたいものを1つ選び、初のワークショップにのぞみました。
今回は第1回目のワークショップということもあり、前半はクラスを越えて集まった班のメンバーとのコミュニケーションの構築に少し時間を割きました。
これが最初の様子です。初めて班のメンバーと顔を合わせて緊張感ある顔があちらこちらで見えていました。
自己紹介などを通して少しずつ緊張もほぐれてきたのでしょうか?
実際のワークショップの様子です。各連携先からの課題に対して「最善の解答」を見付けるべく取り組む様子も真剣です。
ワークショップの経験はほとんどないにも関わらず、たくさんのアイディアが出されている班も。
最後は自分たちの班のアイディアを他の班とも共有しました。
もちろん大人が気付かない「目から鱗!」の視点で、連携先の先生方を驚かせるようなアイディアも期待していますが、
「世の中に山積する課題を他人任せにしない」
「他者と協働しながら最善の解を探す」
という本学SGHプログラムの目指す基本精神を学年の先生方とともに伝えていきたいと思います。
中央にあるのは担当の先生が準備してくださった資料です。
「地域医療」はさっそく情報研修室を利用しました。
なお、今回は予算の都合もあり、「地域医療」「地域経済」「地域防災」の3つのテーマに関しては、高校1年生の先生方によるファシリテートでした。
先生方にとっても初めての体験。SGH運営委員会の昨年度の経験を伝えてはいましたが、不安に思う声も事前には聞こえてきていました。
しかし、やはり信愛の先生方。皆さんどのようにファシリテートしようかと先生方の個性が感じられる準備をしてくださっていました。このような課題解決型学習は全国的にもまだまだ模索段階。でも、信愛の先生方には、新しいものにチャレンジする気風があることを改めて感じることができました。
「これからの社会で求められる能力をはぐぐむため」
「新しい高大接続の形に対応するため」
学校全体が動いていると感じています。