3月15日(火)3、4限目に地域協働事業を支えるコンソーシアム団体の一つソロプチミスト和歌山紀ノ川様の主催で、高校2年生「キャリア探究」の特別講演をオンラインで実施しました。
講師の先生は誰もが一度ぐらいは耳にしたことがあるであろう会社である株式会社ポーラの代表取締役社長を務める及川美紀様です。
「可能性は広がる」という演題でお話をいただきましたが、学生時代から就職、キャリアの変遷、仕事と家庭の両立、Society5.0を踏まえた社長としての未来への展望など盛りだくさんの内容でした。
可能性を広げ、主体的な学びを実践した学生時代、様々な要素を考えた上での企業選択、挫折もあったキャリア、働く母として娘さんと向き合った経験などお話のどれもが示唆を含んだもので、これから「キャリア探究」の学びの中で自らの「ミッション」を見つけ、キャリアを探究していく生徒たちにとって、非常にすばらしい学びとなったように思います。
さて、なぜそんなすてきな方が本学の生徒のために、わざわざお時間をとってお話をしてくださることになったのか。
それは、まさしく及川さんが講演の中でもおっしゃっていた「常にアンテナをはった」ことと関係しています。それは、及川さんの登壇した別のオンラインの講演会に私が偶然参加し、そのお話をうかがって、ぜひ生徒に話をしていただきたいと思ったことがきっかけです。
「えっ、いきなり何!?」って思われるような失礼なことであることも承知の上で、ある方法を使って直接ご連絡を取らせていただきました。
しかし、その結果はご覧の通り、及川さんはその思いを理解してくださり今日のすばらしいお話へと繋がりました。
私たちの前には、日々何らかの選択があります。
時には、こちらを選んだ方がいいかもしれないと思いながらも、他者からどのように思われるかなどが気になってしまい、そちらを選べないということはありませんか。
しかし、その選択が実は大きな差をもたらすこともある。そんな一つの例としてここに書かせていただきました。
なお、最後の質疑応答の中で、本学の生徒が及川さんにこんな質問をしました。
「信頼できる人はどのように見抜きますか」と。
及川さんのお答えは、
「色々あるけれど、一つ言えるのはちゃんとお礼を言える人。その人とは一緒に色んなことをやっていける」
とのことでした。
もちろん、すでにお礼はお伝えしていますが、
改めて…
“及川様、この度は本当にありがとうございました“