昨年の8月下旬からアジア高校生架け橋事業で本学に通っていたナックさんが、本来3月22日に帰国の予定だったのですが、コロナウイルスの影響を受け、留学期間が繰り上げられ、昨日関西空港から事後研修のため、東京へと向かうことになってしまいました。
関西空港には今回ナックさんのホストファミリーを引き受けてくださった皆様も大勢見送りにきてくださり、少し閑散とした関西空港の中で異質な空気を撒き散らして(この表現はあまりよろしくないですね)きました。
ナックさんは本学での生活を非常に楽しかったと言ってくれて、すてきな時間を提供することができたのかなとホッとしています。高校1年生で家族と離れ、7ヶ月もの間、異国日本で生活したわけですが、ホームシックにかかったという報告も受けていません。その自立心という点において、信愛生は学ぶべき所がたくさんあったと思います。
ナックさんは将来、エンジニアとなって電力不足に悩むカンボジアの地方のために貢献したいという強い思いを持っています。ぜひ、その夢を叶えてください。信愛での日々が少しでもその夢の実現に貢献できていたら…と思っています。
さて、話は変わりますが、こんな状況ですので、全くの白紙になっていますが、信愛としては次年度もアジア高校生架け橋プロジェクトの第3期生の受け入れにも手を挙げています。第2回のホストファミリー受け入れ説明会を実施しようとしていた矢先にこんなことになってしまいました。
おそらく次年度のどこかで再びその告知がなされることと思いますので、ぜひご協力ください。
架け橋生の考え方や姿勢からは多くのものを得ることができると思います。