迷いネコ

先日、実家の黒猫「まりこ」が行方不明になりました。
子猫のころ、散歩をしていた家人の後をミーミーと鳴きながらついてきたため、そのまま引き取って飼いはじめて一年。
家族のアイドルとして愛情を一心に受け今では立派な黒猫(女の子)です。
日ごろは部屋でくつろいでいることが多いのですが、田舎で周囲に家も少ないため、家を出て周辺をパトロールする日もありました。
ところがある日、ご飯の時間を過ぎても帰ってこず…そのまま行方不明に。
猫は逃走後も縄張りである家の周りにいることが殆どなのだそうで、近所を家族総出で探しましたが見つかりません。
事故にあったんじゃないか、もうどこかで死んでしまっているんじゃないか…悪い予想ばかりしてしまい、家族で意気消沈しました。

しかし、なんとか見つけたいと近所のお店に迷い猫のチラシを張らせていただき、インターネットでも情報を求めると、びっくりするくらいたくさんの人が連絡をくださいました。
「近頃見かけるようになった黒猫がいる」「散歩中に似た猫を見かけて、今ちゅーるで釣っています!」などの情報をいただいては現場に走る日々が続きました。
ただ、残念ながら、そのどれもネコ違い…2週間経っても、まりこは帰ってきませんでした。

そして20日ほど経ったある日。家から3キロほど離れたスーパーの周りで最近見かける猫がいる、という情報をもらい駆けつけると…
いました!
全身ガリガリに痩せていましたが、名前を呼ぶにゃーにゃーと寄ってきました。
もう諦めかけていたのですが、お店の張り紙を見て連絡してくださった親切なお客さんのおかげで、無事帰宅!

これも捜索にあたってお手伝いしてくださったご近所さんや、連絡をくださったたくさんの方々が助けてくださったおかげ。本当に「ありがとうございます」という気持ちでいっぱいです。
コロナで人と人の距離が遠ざかる中、改めて人の温かさを感じる出来事でした。

立直  須賀弘樹

ふとしたときに、ことばや地名、苗字の由来が気になりネットで検索して調べたりするのですが、
最近気になったものを紹介します。

・ビンゴ大会でよく使う「リーチ」
・連続したときの「連チャン」
・パニック状態の「テンパる」
・メンバーを意味する「メンツ」
・うっかり失敗したときの「チョンボ」

どれも普段使っている言葉ですね。
これらの言葉はすべて、あるゲームの用語からきているそうです。
何かわかりますか??
そのゲームをやったことがある人ならピンときていますよね。
信愛生の皆さんは、やったことがない人がほとんどだと思いますが・・・
答えは麻雀です。
麻雀をやったことがなくても、そこで使われる用語を日常で使っているのって、面白くないですか??

このように、へぇーっという発見があるので、気になる言葉があれば是非調べてみて下さい!
まずは、自分の苗字でも!

表面張力の失われた瞬間   石田 晋司

深夜、激しい雨音に目が覚めた。
明日は雨かと少し気分はすぐれないが、再び眠りについた。
翌朝、意外にもリビングに朝日が差し込んでいる。
ほっとしたと同時に、急に戸外に出したままのバケツのメダカが気になった。
はたして、水はあふれんばかりに膨張してはいるが、表面張力のおかげで、メダカは無事である。
ところが、細粒の朝ご飯を与えた瞬間、水面が一気にバランスを崩し、数匹のメダカとともにざっと流れ出た。
水の表面張力が失われる瞬間を目の当たりにした思いがした。
同時に、人の心も何かでいっぱいになり、些細なきっかけで一気にあふれてしまうこともあるのかな、などと考えた。

さて、今春この和歌山信愛高校に再就職した私。
毎日生徒のみなさんと、ふれあう中で、様々なことに悩む姿に出会うことがあります。
そんなとき、誰かに話すことで少しは心にゆとりができるよと話したりします。
私は、日々和歌山信愛高校のみなさんは、本当に心が優しく、友達思いの生徒ばかりだと感じています。
だからそのような皆さんの成長を育む立場でいられることに毎日喜びを感じています。
ちょっと年は離れていますが、皆さんの気持ちを理解し、共感できる先生になって、あふれそうな心を持つ君たちを応援したいと思います。
心を一杯にしている人はいませんか?
バケツの水のように、皆さんの心が表面張力を一気に失ってあふれてしまわないように
 ご用心ご用心。

中間テストが終わって、教育実習が始まって 平井 拓真

 きょうから教育実習が始まりました。先日行ったガイダンスで、生徒とのコミュニケーションの大切さや授業の組み立ての基本など、まるで新任の先生にレクチャーするような内容を実習生に説きました。なかなか聞いたことを実践することは難しいことですが、チャレンジすることは教師を目指す上で大切なこと。様々な経験を積んで、教師として社会人としての礎になる実習になることを願っています。

 一方で、先週金曜日まで中間テストがありました。年度初めの定期テストでもあり、万全な準備をして臨んだ生徒もいたことでしょう。結果はいかがでしたか。思った通り、それ以上の結果になっていれば、ここからの勉強にも弾みがつきますね。
 
 今回のテストは、私にとってはどれだけ正確にクラスの様子を把握できているかの「テスト」でもありました。授業や課題の取り組みの様子からテストの問題の量や質をコントロールして作成します。同じジャンルから出題しても設定のしかたで平均点が大きく変わるので、クラスの様子の把握は大変重要です。
 その結果は…クラスや科目によってさまざま。すべてを思った通りの結果にするのは至難の業ですが、フィードバックしながらこれからの指導に活かせたらと思います。

 もちろん、生徒の皆さんは最高の結果が出せるように、日々の学業を大切に過ごしてください。

南 正人

 みなさんは「辞書は、ひくもの」と考えているでしょう。あるいは最近では「辞書は、ググるもの」と思っているかもしれません。
 でも、「辞書は、読むもの」でもあるのです。今から25年前に『新解さんの謎』という『新明解国語辞典』を擬人化した面白い本が出版されました。それを読んで以来、僕も『新明解国語辞典』のファンになったのですが……。
 どうして、『新明解国語辞典』が「面白い」と言われるかというと、語釈が大変ユニークだからです。例えば、【恋愛】は「特定の相手に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、それがかなえられたと言っては喜び、ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと(第7版)」とあります。これが『広辞苑』では「男女が互いに相手をこいしたうこと。また、その感情。こい。」となり、『大辞林』では「男女が恋い慕うこと。また,その感情。ラブ。」です。『新解さん』に比べると、ずいぶん素っ気ない気がします。
 また、【動物園】は「生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、捕らえて来た多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀無くし、飼い殺しにする、人間中心の施設(第4版)」とあります。もちろん他の辞書ではこんな過激な表現ではなく、「各種の動物を集め飼育して一般の観覧に供する施設。(『広辞苑』)」とか、「動物を収集・飼育し,教育・娯楽などのために一般に公開する施設。(『大辞林』)」です。(まぁ、『新解さん』にしても、版を重ねるごとにだんだん過激さはなくなって、第7版では「捕らえて来た動物を、人工的環境と規則的な給餌とにより野生から遊離し、動く標本として一般に見せる、啓蒙を兼ねた娯楽施設」となるのですが……)。
 それにしても、「読み物」としての辞書の面白さがわかってもらえましたか。
 なぜ僕が、突然こんな話をここに書いたかというと、その『新明解国語辞典』が9年ぶりに改訂されたというニュースを、先日新聞で読んだからです。
 実はまだ、最新の第8版を手に入れていません。ただ、その新聞記事によると、8版では「国内でジェンダー平等をめざす機運が高まり、LGBTQ(性的少数者)への理解を促す取り組みも広がったことを受け、ジェンダーに関する語釈を集中的に見直した」とありました。
 例えば、【口紅】は第7版は「(女性の化粧品で)くちびるに塗る紅」とあったが、第8版では「女性の」をなくし、「(化粧品などで)くちびるに塗る紅」にとなり、【手離れ】は「いちいち母親がついていなくてもいい程度に幼児が育つこと」とあったが、「母親」を「親」に改められている。
 こういう観点から眺めても、辞書ってなかなか面白いでしょう。
 みなさんも、時代を映す面白い「読み物」として、ぜひ一度「紙の」辞書に向き合ってみて下さい。

大雨も通り過ぎ、テストも通り過ぎ・・・ 寺中恵理

昨日は結構な雨でしたが、今日はいいお天気になりましたね。
家の紫陽花も見ごろを迎えています。


このころになると、蛍がとってもきれいに飛びはじめるんですよ。
実家のすぐ横には山があるので、毎年このころになると蛍を見に、夜外へ出たものです。

さて、無事、今日で試験が終わりましたね。生徒の皆さん、試験はどうでしたか?結果が返ってくるのが楽しみですね!
今担任している学年は中1のときから一緒にあがって、5年目突入。テスト前になると、いつも
あぁ時間がない。あぁやばい。
これですね。このセリフ。
いつも慌ててるんですが…。いつも同じこと言っているんですが。
そこに関しては全く成長しない(笑)
いや、もしかしたら自分を落ち着かせるためのおまじないみたいなものなのか?と思わせるほど、懲りずに毎回同じセリフを言っています。
何事も準備は大切ですよ。でもそれがなかなかできないもんですよね。
でもちょっとした目標を作って実行してみましょう。
100点をとる!とか、平均70点以上にする!
とかではなく・・・なぜなら無謀だから。毎回90点代なら、この目標でもいいですが。
そんな目標ではなく、これならできそうな目標でいいんです。もうできてるものはダメですよ!
一日の終わりに単語を10個覚える!とか、
授業でやった内容をもう一度見る!とか。一教科でもOK。など
出来るのに、出来ない目標です。手間がかからないけど、ちょっとした時間を惜しんでしまうような…。
私も経験あります。やり始めはなかなかできないんです。でもやりだすと意外と続けることができる。という感じで。
次の期末テストまでまた、目標を決めて、頑張りましょう!

大雨が降る季節になりました     林  直毅

昨夜からの激しい雨で、今朝の登校時には気象警報が発令されてもおかしくない状態でしたが、
結局、出ませんでしたね。もしかしたら休校になるかも、いやなって欲しい、と祈るような気持ちで
気象レーダーの雨雲予想図を何度も何度も見直したひと、多かったのではないですか。

今回はちがいましたが、毎年、梅雨の時期から秋の台風シーズンにかけ、1度は休校になるもの。
また、まさか休校やないやろ、と油断していると、フイに休校になったりするものです。
今朝のことは、来るべき警報発令の日に備えた、今年1回目の予行演習だったと気を取り直し、
登校途中びしょ濡れになったり、何か大失敗をしでかしてしまったひとは大いに反省し、
次の機会に活かして下さい。

そして、明日が最終日の中間テスト、よい形で終えられるよう、準備は万全にして登校しましょう。
明日の降水確率は、限りなくゼロパーセントです。気象警報が出ることは、ほぼないですよ!

「ユメタン」になってみました!?      大音雅子

皆さん、お久しぶりです。
例年より随分早く梅雨入りし、主婦としては爽やかな五月晴れの中、気持ちよく洗濯物を干せる期間が短く、早々に干す場所や乾き具合を気にしなければならない日々となってことは少し残念です。
 さて学校は今日、1学期中間試験前半を終え、後半に備えて明日は家庭での学習になります。今年もまだまだ出口の見えないコロナ禍にありますが、昨年度を振り返りますと、コロナによる休校措置で1学期中間試験は実施すらできませんでした。今年度は感染予防に配慮しながら、少しずつできることを進める毎日です。
 この春卒業したみんなは、次の場でどのような生活を送っているのでしょう。大学の方は、オンラインのみ?それともオンラインと対面の混合でしょうか。仲間との直接交流が出来ない中での新しい生活は、不安も多いことかと思います。
 来週からは、教育実習生として、何人かの卒業生が信愛に戻ってきてくれます。卒業生と言えば、先日、街で声をかけてくれた卒業生とお母様。看護現場で働く彼女は、今きっと相当厳しい状況の毎日だろうと推察されるのですが、実に元気で明るく「先生!看護の道に進んで正解!元気にやってるので。」と話してくれ、こちらの方が励まされました。
 5月1日に行なわれたわかば祭で、近年の卒業生・在校生なら、きっと一度は手にしている「ユメタン」(単語集)を見つけ!?私自ら「ユメタン」になってみました!?このような時期ですので、コロナ禍で不安を抱えながら生活している多くの卒業生・・・そして中間試験後半戦に備えて勉強している在校生に、エールを送るつもりで画像を添付し、今日の「百人一筆」といたします。この画像は今年度わかば祭の高2Cクラスの催しで撮らせてもらったものです。ご覧になって、懐かしがったり、クスッと笑ったり、励まされたり・・・していただけると幸いです。
 頑張れ、信愛生!!!

中間テスト1日目  中めぐみ

本日からいよいよ中間テストが始まりました。新しい学年・クラスになって初めてのテストということで、朝から学校中に少し緊張感が漂っています。
私が担任するクラスは昨年度から大きくクラスメンバーが代わり、初めての理系クラスでの定期テストということもあり、この2週間、クラス全体にピンっとした緊張感に包まれていました。授業後の10分の休憩時間でさえ、前の授業の先生に質問する列ができ、その他の子たちは自分の席で勉強に勤しみ、お昼休みもごはんを食べ終わったらそれぞれテキストを出して勉強し始めるので教室に入って声をかけるのが躊躇われるほど…彼女たちはいったいいつ息を抜いているのか!?と心配になるくらいでした。
非常によく頑張る彼女たちなので、私はただただこの5日間、何事もなく体調も万全に無事テストが終了することを祈るのみです。

仏教の言葉に「菊水月在手弄花香満衣」というものがあります。そのまま訳すると、「水面に映る月、その水を両手ですくうと、その手の中に月が写っている。」という意味ですが、色々な解釈の仕方があり、禅では、遠くにある月も、水を手に掬(すく)うという行為により、自分のてのひらの中の僅かな水面に映すことができる、花と戯れていれば、花の香りが自然と服に移ってゆく、つまり「努力により遠くの目標(月)も入手できる、自然とその妙を獲得できる」という風に読み取れるそうです。

宇宙開発に関わりたい、親族を亡くす苦しみを薬の力で無くしたい、好きな動物に関する研究を憧れの大学でしたい、などそれぞれ色々な思いや目標をもって努力をしている彼女たちの姿は本当に美しい。
やりたいことができるかどうか、なりたいものになれるかどうか、望んでいた夢が叶うかどうか、達成することができるか、今はまだ分からないことばかりかもしれませんが、努力をすればその目標に近づくことはできる、と信じて目の前のテスト勉強を頑張ってもらいたいなと思います。

「トビタテ!留学JAPAN」日本代表プログラム留学生決定!!         西川誠則

第7期派遣留学生に本校より3名が採用されました。第2期から5期連続の採用です。
手前味噌になりますが、これまで和歌山県内では他に類を見ない採用数になっています。

さて、今年の採用者とそれぞれの留学テーマは次の通りです。なお、留学先は3人ともアメリカ合衆国です。

 高3 小園愛美さん 「日本との人々の歯科予防意識の違いについて」
 高1 川端佐保さん 「戦争遺跡を訪ねる(相互理解を深めるために)」
 高1 堺谷響子さん 「明るい未来のために」

昨年度、第6期はコロナ禍のため募集が中止となりましたので、「トビタテ!留学JAPAN」の記事を信愛ホームページでご紹介するのは2019年9月以来の1年8か月ぶりとなりますが、今回もその内容はとても喜ばしいものとなりました。

彼女たちは今後、プログラムで用意されている様々な課題、事前研修に取り組み、十分準備を整えた後、アメリカへ旅立ちます。その活躍の様子は随時報告していく予定です。どうぞ、ご期待ください。