世界の動きに思うこと

吉田です。
私は高3担当なので、昨年秋ごろに連日のように面接練習を行っていました。それがきっかけで、最近世界史の本を手に取り読んでおります。

大学入試の面接の定番の質問として「最近気になったニュースはありますか?」という問いがあります。生徒たちはいろんな観点でニュースを挙げてきますが、中にはウクライナ戦争やイスラエルとハマスの戦争などもあります。こういった話題が出てきたときにいい加減な応答ができないので勉強し直さないと、と思ったのがきっかけです。

高校生のときに世界史選択だったので、(しかも割と好きでけっこう勉強したので)当時はいろんな知識が頭に入っていたはずですが今ではすっかり抜けています。ただ高校生時代の勉強はセンター試験で点を取ることが目的だったので、用語や人の名前、年代を覚えたりというのが中心でした。今テストで点を取ることを目的としない立場で見返してみると世界史はすごくおもしろいです。

話を戻しますが、ウクライナの戦争にしろイスラエルの戦争にしろ、今起きていることだけを見ていてもさっぱり理解できません。人と人が殺し合うなんてひどい、という感情的な応答をしていても話が前に進みません。世界史の本を紐解くとロシアがウクライナ、とくにクリミア半島をどうしても奪いたいということでこの数百年何度も戦争を仕掛けていることがわかりますし、イスラエルに至ってはエルサレムの地に自分たちの国を作りたいというのは数千年来の悲願であり絶対に譲れないということがわかります。我々が今見ているのは、そういった繰り返される歴史の現在進行している一場面であって、仮に停戦に至ったとしてもそのうちまた蒸し返して戦争が起こるだろうということは容易に想像できます。

生徒の皆さんも今はいろんなことを勉強させられていてうんざりしているかもしれませんが、受験生を経て大人になって立場が変わると、昔勉強したことを違った観点で捉えられるようになるかもしれません。