紅葉 辻朋夏

先日、奈良県の談山神社に紅葉を見に行ってきました。
最近急に寒くなったということもあり、とても綺麗でした!

みなさんはどうして紅葉するか知っていますか?
植物の葉には光合成色素であるクロロフィルやカロテノイドが多く含まれています。葉の中でクロロフィルが最も多く含まれていることから、緑色に見えています。しかし、秋になって気温が下がってくると、光合成の効率が低下するため、葉を落とす準備を始めます。その準備として、葉に含まれる栄養素を幹や枝に回収することがあり、この過程において、クロロフィルが分解され、種によってはアントシアニンなどが合成されることで、色素量のバランスが変化し紅葉します。
生物を学ぶと何となく毎年見ている紅葉も科学的に見ることができます!

さて、今年最後のテストまで残り3日となりました。長かった二学期もあともう少し!
勉強に煮詰まってしまったら、今旬の紅葉の画像を見てみてください!
(美しいものを見ると脳の報酬系という回路が働いて、達成感や喜びを生み出してくれるとされています)

皆さんが全力を出せるよう応援しています。