こんにちは! 吹奏楽部の東です。
今日は高校3年生、中学2年生の保護者会です。お越しいただく保護者の方、ありがとうございます。お気をつけてご来校ください。
さて、私は今年度中学2年生の担任をしているのですが、今日は吹奏楽のお話をします。吹奏楽には様々な楽器が使われており、今日は主な楽器、その中でも木管楽器と呼ばれる楽器を3種類紹介しようと思います。
①フルート:木管楽器の仲間ですが、金属製のものが一般的です。楽器を横向きに構えて、高音パートを担当し、メロディやその合いの手のようなフレーズを奏でます。キラキラした見た目とさわやかな音色で、優雅なイメージを持つ人も多いと思いますが、横向きに構え、チューバ並みの肺活量を要するフルートは、慣れるまで肩こりや立ち眩みとの長い戦いに耐えなければなりません。
②クラリネット:丸く軽やかな音色がします。吹奏楽の中ではバイオリンのようなポジションの大家族です。吹き口にリードと呼ばれるアイスの棒のような薄い板をつけ、その隙間に息を通して音を奏でるのですが、この楽器はフルートとは異なり、ほぼ木でできているため大変デリケートで、気温や湿度の影響を受けやすく、暑くてもダメ、寒くてもダメ、じめじめしていても乾燥していてもダメ!というわがままお嬢様です。
③サックス:かっこいいフレーズからあま~いロマンティックなメロディまで幅広く活躍できるムーディな音色が特徴的な楽器です。比較的新しい楽器で、本校吹奏楽部の中では一番人気です。ただし、クラリネットと同じくリードを使う楽器で、扱いはやはり繊細、さらに楽器が比較的重いので腕だけでは支えられず、首からストラップをかけて楽器を支えます。これが夏にはかなり不快なようで、エアコンつけて―!と真っ先に要求してくるパートです。
良いところを紹介しようとしたのですが、なんだかネガティブな内容になってしまいました…。ただ、それぞれの苦労を超えた先に素敵なハーモニーが生まれます♪みんなで一つの作品を作り上げることができる、素敵な部活動だと思います。新入生のみなさんはもちろん、2年生、3年生もどんどん見学に来てください♡