ゴールデンウィークが明けて 前田 紫

みなさん、連休はいかがお過ごしでしたか?
楽しかったわかば祭が終わり、連休も過ぎ去り、再び日常がかえってきました。

振り返ってみると、今年のわかば祭は2日間開催ということで、大いに盛り上がりました。
我がクラスは、野外テントで「じゃがバター」の実演(?)販売。5月の陽気の中、熱した鉄板でジャガイモの上のバターを溶かし続けた生徒達。本当によく頑張っていました。他にも調理室で総量120kgを超えるジャガイモをひたすら茹でてくれた人、券販売をしてくれた人、また、準備の段階でジャガイモや調味料、容器などを調達してくれた人、シフトを組んでくれた人、看板やチラシを作ってくれた人などなど、みんな本当にありがとう。

2日目の朝はあいにくの大雨スタート。足もとに溜まった水をかき出すところから始まりました。お店を開店させてからも大粒の雨が降り注ぎ、ずぶ濡れになりながら水をかき出し続けてくれた生徒、教員にも感謝です。午後には雨が上がって晴れ渡り、怪我無く無事に、みんな笑顔で閉会式を迎えることができて、満足感のうちに終了しました。
信愛では例年、ゴールデンウィーク中にわかば祭が開催されます。4月に初めて知り合った新しいクラスメイトとまだ馴染んでいない状況にもかかわらず、容赦なくどんどん準備を進めていかないといけません。ときには意見が合わなかったり、お互い不平不満を飲み込んだり。そういうことを通して徐々に打ち解け合って、わかば祭終了後はどのクラスもそれぞれ一体感が醸成されたことでしょう。
打ち解けてまとまったクラスは、このあとの学校生活でも大きなパワーを発揮します。特に高校3年生。わかば祭から気持ちをスパッと切り替えて、5/5, 6は学校に登校し、全統模試を受験しました。さすがです。
受験勉強は計画通りに上手くいくことばかりではありません。思うように進まない、成績が伸びないと感じることのほうが多いでしょう。壁にぶち当たったとき、挫けそうなとき、それを乗り越えるパワーをくれるのは、苦労を共にしているクラスメイトです。この2日間で作り上げた団結力で、残りの学校生活を充実したものにしてください。

まずはもうすぐ中間試験がやってきます。下級生のみなさんも気持ちを切り替え、日々の生活を丁寧に過ごし、今年最初の定期考査を良いかたちでスタートをきれるようにしましょうね。