「なんでやねん!?」 かたひら

 寒い日が続いていますが、皆さん体調はいかがですか?あたたかくして体に気をつけて過ごしてくださいね。

 さて、ここ数年毎週楽しみにしている情報番組のコーナーがあります。それが、ABCテレビの「newsおかえり」で毎週火曜日の18時台に放送されている「なんでやねん!?」というコーナーです。リアルタイムに間に合わないときは、動画配信サービスで観てしまうくらい大好きなコーナーです。
 ABCテレビの古川アナと河合郁人さんとA.B.C-Zの塚田僚一さんの3人(通称NDY)が町に眠るミステリー(「京都・宇治の山奥に謎の土管があるの、なんでやねん!?」など)に挑むというこのコーナー。基本的には、古川アナと河合さんのペアもしくは古川アナと塚田さんのペアで謎に挑んでいます。流れとしては、2人が町に残る痕跡をたどって調査をして推理をし、その推理が100点満点中何点なのかを専門家に評価してもらうというもの。途中で「方向性の確認」として専門家に電話をし、推理の方向性があっているのか、そしてどこへ行けばヒントがあるのかを聞き、再度調査に戻ります。
 しかしこのNDYのメンバーたち、なかなか100点をとることができません。最初こそなかなかいい推理をしていたのに、関係のない遺跡に引っ張られて的外れな推理をしてしまい、「0点!!(専門家のお怒り付き)」となってしまうことも…。私も頑張って一緒にテレビの前で推理をしているのですが、「今の神社もっと調べなあかんやろ!」とか「さっき石碑が映ってたで!」とツッコミながら観てしまいます。自分の推理が合っていた時の嬉しさは格別ですし、推理が間違っていても、「そこがひっかけか~!」と楽しめます。
 毎週観ていると同じ町が何度も出てくることがあり、前回の推理が役立つこともしばしば。例えば「京都の宇治には火薬製造所があった」とか「大阪は“東洋のマンチェスター”と言われるほどの工業都市だった」とか…。これを覚えていると、正解にぐっと近づけるのです。
 昔から、地名や遺跡に注目しながら散歩をするのが好きでしたが、このコーナーに出会ってからより一層楽しくなりました。ぜひ皆さんも「なんでやねん!?」と思ったことを調査・推理して楽しんでみてはいかがでしょうか。