心の乱れ 森川佳紀

先日、自クラスのテスト監督をしていると、テスト開始3分で5人の生徒がシャーペンや消しゴムを落としたり、ティッシュを落としたり、という珍事が起きました。
私の経験上、テスト中に物を落とす確率は大体3時間監督をしていて1人程度なので、その異常さが分かるかと思います。

3分で5回も物を落とすなどというような異常事態の裏には必ず理由があると思っています。
たまたま偶然で起こったと仮定すると明らかにレアケースだからです。(数学Aと数学Bの検定でやりますね。)

他にも、普段宿題やノートを忘れることが少ないのに、今日はやけに忘れ物が多いなぁ、なんていう日も必ず裏には原因があります。

ということで、このクラスの生徒達がどうしてこんなに心乱されているのか考えてみました。

1.テスト初日だったから
 テスト一日目の一時間目のテストということもあり、気持ちが浮ついたか。

2.難しいテストがあったから
 この日のテストは、国語、生物、数学Ⅰ。比較的、他の日より範囲的に重たかったか。

3.何か他の原因があったから
 この日は11/29。ひょっとしてニク(29)の日だったから晩御飯に肉が出ることを見越して心乱れたか。

ここには答えがないかもしれないし、全部が関係しているかもしれませんが、物事の変化にはきっと裏があると思います。
いつもより、良い点数が取れても理由があるだろうし、悪い点数だったとしても理由があるものです。
物事を好転させるためには状況をしっかりと把握し、次へと活かしていきましょう。