ドリームデイ・アット・ザ・ズー2024をもう少し深く… 大村寛之

先ほど、新着にもあげさせていただきましたが、本日百人一筆も担当ということで、ドリームデイ・アット・ザ・ズーについてもう少し深く報告させていただきます。

本日は生徒たちを引率して、私もアドベンチャーワールドに行ってきました。
私たちが到着した時にはまだ開場まで30分もあるのに、入り口の前にはすでにたくさんのご家族の方々が…
普段は我々のような健常者を気遣い、このようなテーマパークにくることを躊躇しているご家庭が多いということは事前に実行委員の方からも伺っていたため、やはりこのように周囲を気にしなくても良いという特別なイベントは、それぞれのご家庭にとって本当に貴重な機会なのだなあと痛感させられました。

試飲、折り紙、ぬり絵のブースをスタートさせてからもいくつものご家庭が参加してくださいました。それぞれのお子さんが生徒たちと楽しそうに体験している姿にこちらまで温かな気持ちになりました。





また、終わった後には、生徒たちだけでなく私にまでハイタッチを求めてきてくれるお子さんもいて、思わず胸熱な展開も。

センシティブなテーマでもありますし、またこの感情をどう表現するのがよいのかと非常に難しいのですが、私も色んなことを考えさせられる1日だったので、生徒たちにとっても様々なことを考え、感じた1日となったことだと思います。
ボランティアスタッフと言いながらも、我々にこういう光景を見てもらうことによって、色々感じ考えてほしいという実行委員会の方々の意図があるんだろうなと感じました。

垣根のない社会が実現するというのはとてもとても難しいことなのだろうと思いますが、少なくとも今日この体験をした生徒たちは、無意識に心ない一言を発してしまうようなことは決してないだろうと思います。

ドリデイ実行委員の皆さま方、本学の生徒と関わってくださったご家庭の皆さま本当にありがとうございました。
なお、写真の撮影許可はいただいたのですが、やはり色々考えてモザイクをかけさせていただきました。