漢字を学ぶ意義  八幡

本日は、本校が受験会場となって漢字検定が実施されます。

ところで、みなさんはどうして漢字を学ぶのかについて考えたことはありますか?漢字なんて覚えなくても、ひらがなとカタカナさえ読み書きできればそれでいいのでは?と思う人いるかもしれませんね。

たしかに、日本語には「漢字」「ひらがな」「カタカナ」という三種類の文字があり、それらを適切に使い分けなくてはなりません。日本語を勉強する外国人が日本語を難しいと感じる理由のひとつはそこにあるようです。その中でも漢字は、私たちの言葉を豊かにし、物事を正確に伝えるために欠かせないものです。

ひらがなだけで書かれた文章は、読むのに時間がかかりますし、意味を理解するのが難しくなることがあります。たとえば、「きょうはくじょうがかいしゃにきた。」という文。ひらがなだけでは少し読みにくくないですか?さらに、「今日は苦情」なのか「脅迫状」なのかもわかりませんね。しかし、ここに漢字が加わることで、一目で意味が分かるようになります。。

漢字は一文字に多くの意味を持ち、私たちが短い言葉で正確に伝えたいことを表現するのに役立ちます。みなさんも、漢字の学習を通じて、豊かな日本語の世界に触れ、言葉の魅力に触れてみてください。

今日受検するみなさん、健闘を祈っています!