20歳の伊藤あおい選手、ベスト8進出! 須賀

前回の百人一筆で、大谷翔平選手についての記事を書いたのが9/3でした。大谷選手が活躍してるいるメジャーリーグは162試合のリーグ戦を終え、現在はアメリカで1番のチームを決める試合の真っ只中です。気になる大谷選手の成績ですが、前回投稿時は44本塁打46盗塁だったのが、最終的に54本塁打59盗塁まで伸ばしていました。小学3年生に野球観戦にはまってから20年が経ちましたが、あまりにも凄過ぎてピンときていません。
現在日本でも日本一のプロ野球チームを決める戦いが行われています。私の推しのチームは早々に敗退してしまいました。去年はあんなに強かったのに…。この悔しさ?寂しさ?を大谷選手の所属するチームを応援して紛らわせているというわけです。

話は変わりますが、先日はじめて、プロテニスの世界大会の試合観戦に行ってきました。その感想を一言で言うならば、「伊藤あおい選手がおもしろすぎた!」です。伊藤選手はここ最近の私の一押しの選手で、世界ランクは現在188位です。フィジカル面ではどうしても劣ってしまう世界の選手に対して、磨きあげた技術と常識(セオリー)を無視したテニスで対抗します。なんだそれは?!といったトリッキーな技で何度も驚かされ、とにかく試合を見ていて楽しい!そんな伊藤選手は、本日の試合で世界ランク50位の選手に勝利しベスト8進出を決めました。まだ20歳の選手で、これからの活躍が楽しみで仕方ありません。

さて、他人のことを「凄い」って思う瞬間が私にはしばしばあります。そのうしろに記号をつけるなら、!ではなく…です。そう思うと同時に、無理やなと半ば諦めて、大事なことから目をそらしている自分がいる気がします。テニスで世界を相手に戦ったり、野球で史上初の記録を打ち立てたり、これらは確かに私には不可能です。でも「あの人は凄いから」を言い訳にして何もしなかったら進歩がありません。「凄さ」の裏にあるものに目を向けて、日々少しずつでも前に向かって歩みを進められたらなと思います。自戒の念をこめてここに書き残しておきます。

p.s.テニスの世界大会について補足です。世界大会といっても、サッカーやラグビーのワールドカップのように4年に1度行われるというわけではありません。プロのテニス選手は一年間を通して世界中で試合を行い、ポイントを稼ぎ、ランキング上位を目指します。ちょうどこの時期はアジアが開催地となっており、今週は大阪で女子の大会が開催中で、その観戦に行ってきました。