時間の持つもの  木村 宣史

久々に百人一筆に登場します。

この夏、大学時代の同窓会に出席しました。といっても私の所属していた学科はタテのつながりが強く、同期だけでなく4つ以上上の学年の先輩から2つ下の後輩まで、総勢50名ほどの会となりました。この催しはオリンピックの開かれる年の夏におこなわれており、前回はコロナの関係でできなかったため、8年ぶりの開催となりました。

同期でつるんでいた仲間たちはもちろん、先輩・後輩、会場で顔を合わせると一気に時間が30年ほどさかのぼるわけです。大学時代の話に花が咲き、あんなことをしていたとか、こんなところに行ったなど、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

物理的な時間はすべての人にとって平等で、私の24時間もみなさんの24時間も全く同じです。でもその時間の感じ方は人それぞれで、その時その時の状況によっても異なります。しんどいなあと思うときは1分でもすごく長いと感じるし、休みの日はあっという間に終わってしまう。時間って本当に不思議ですね。少なくとも自分なりにポジティブに時間を使っていくことで時間は有効活用できるのではないでしょうか。

さあ、中間考査まであと2週間を切りました。ぜひみなさん、自分の持つ時間を有効利用して結果を出してください! がんばりましょう。