先日、ドジャースの大谷翔平選手が、メジャーリーグ史上初となる43本塁打43盗塁を達成しました。この記事投稿時点では、44本塁打46盗塁まで成績を伸ばしています。
タイトルにある年間54盗塁というのは、イチロー氏がもつメジャーリーグにおける日本人の最多盗塁記録56を更新する勢いです。盗塁と本塁打は本来両立させるのが大変難しく、並外れたパワーが魅力の大谷選手が、盗塁記録の更新に期待がかかるだけでも驚きです。
今シーズン46盗塁は大谷選手の自己記録も大幅に更新していますが、実はメジャーリーグ全体でも盗塁数が大きく増加しています。ある記事によると、メジャーリーグ全体の盗塁数は、2022年に2486個だったのが、2023年には3503個と約1.5倍に増加したということです。
その背景には、メジャーリーグで積極的に行われているルール改正があると考えられます。例えば、2023年からは、ベースのサイズが大きくなり、塁間の距離が少し縮まりました。また、盗塁を防ぐためのランナーを牽制する回数にも制限が生まれました。このようなことがランナーに有利にはたらき、積極的に盗塁を企画する機会が増えました。もちろん、高い走塁能力・技術が盗塁に必要なことに変わりはなく、選手の大変な努力があってこその結果です。
このメジャーリーグの例のように、ルールの改正はさまざま変化をもたらします。変化を求めてのルール改正です。私たちも普段は様々なルール(規則)と向き合って生きていますね。国のルール(法律)、学校のルール(校則)、家庭のルール、そして自分に課すルールなどです。ルールは簡単に変えられない場合がほとんどですが、自分に課すルール(マイルール)は別です。「学校から家に帰ったらまずゲームしよう!」「Youtubeで最新の動画をチェックしてから寝よう!」「朝は7時に起きよう!」など、マイルールは日常生活の習慣ともいえます。ここまでこの記事を読んでくれた信愛生の皆さん、この機会にマイルールを見直してみませんか?それがどんな結果をもたらすのか考えてみるとわくわくしますね!