前の投稿で中谷先生もおっしゃっていますが、最近、本当に暑いですね…これでもまだ梅雨入りしていないらしいと聞いて内心悲鳴を上げる今日この頃です。

皆さんはこの暑さをどのように乗り切りますか？アイスクリームや冷麺で内部から、うちわや扇風機で外部から、物理的に冷却するのもいいでしょう。しかし、一度趣向を変えて、怪談で心理的に涼むのもおすすめです。

実は私は、大の怪談好きです。研究室の学生だった頃、実験器具の洗い物など気の進まない単純作業をするときは、真夜中に怪談を聴きながら行うことにしていました。もともと怖いのは苦手だったので、深夜の実験室で、しかも怪談を聴きながらやれば怖くなるだろうから、きっと早く作業を終えられるだろう、という創意工夫のつもりで始めたのですが、聴いていくうちにその魅力にとり憑かれてしまいました。私がよく聴くのは実話系怪談と言って、様々な人から集められた日常生活での霊的な恐怖体験を描いたものです。単純な「怖さ」も楽しみの一つですが、実話系怪談は作り話とは思えないほどリアルなものも多く、この世にはまだまだ不思議なことが沢山あるのかもしれないなあ…という、わくわくした気分になれるのも醍醐味の一つです。

幼いころは身の回りの全てが不思議に思えていたけど、色々なことを学び、様々な情報にアクセスしやすくなった現在、日常の「不思議なもの」は少なくなってきた…そのように思われる方も多いのではないでしょうか。この夏、納涼がてら怪談に触れ、久しぶりに「不思議なもの」に出会う感覚を思い出してはいかがでしょう？

P.S.1　もし皆さん、「そういう体験談」をお持ちでしたら聞かせて欲しいです！

P.S.2　おすすめは伊山亮吉さんという怪談家の実話系怪談です。もしよければ検索してみてください！

P.S.3　合唱同好会は暑い日も寒い日もメンバー募集中です！気軽に見学にいらっしゃってくださいね！