博物館へ行こう! 片平

昨日は大雨でしたが、皆さんは大丈夫でしたか?台風1号も日本列島に接近中とのことで、大きな被害が起きないよう祈っています。

さて、今週の土曜日に社会部で博物館ツアーを行います。社会部員と有志数名で、和歌山県立博物館で行われている特別展『紀州東照宮の宝刀』の見学に行きます。重要文化財を含む様々な名刀が展示されるとのことで、今からワクワクしています!

博物館に行くと「重要文化財」や「国宝」などと書かれた展示物が多々ありますが、信愛生の皆さんは「重要文化財」と「国宝」の違いを知っていますか?メディアなどではよく「国宝級〇〇」という表現が出てくることから、とにかくすごいもの!というイメージがあるかもしれませんね。

建造物・工芸品・彫刻・書跡・典籍・古文書・考古資料・歴史資料などの有形の文化的所産で、日本にとって歴史上・芸術上・学術上価値の高いものを総称して「有形文化財」と呼びます。有形文化財のうち、重要なものを「重要文化財」に指定し、さらに世界文化の見地から特に価値の高いものを「国宝」に指定して保護を図っているそうです。(文化庁HPより)

現在、重要文化財に約13000件、国宝に約1100件が指定されています。最初に国宝に指定されたものの1つに、日本史の教科書に出てくる広隆寺の半跏思惟像があります。広隆寺の半跏思惟像は、妹いわく「最高の仏像!」だそうです。私の推し国宝は、東大寺の不空羂索観音像です。

ちなみに、国宝が日本で一番多い都道府県はどこだと思いますか?京都府?奈良県?なんと、どちらも不正解です。気になる人はぜひ文化庁のホームページで調べてみましょう!