和歌山ジャズマラソンに参加してみた 河合正登志

河合です。久しぶりの投稿です。

先日、第21回 和歌山ジャズマラソン(10km のコース)に参加してきました。
人生で初めてのマラソン大会です。

実は私は、学生時代からマラソンや長距離走が大嫌いでした。
「なんでこんなキツいことせんとあかんの?」
こう思っている人も多いと思います。紛れもなく、私もそのタイプの人間でした。

そんな中、保護者懇談会のときに生徒の親御さんに

「先生もジャズマラソン走りましょう!」と勧めていただいたいたのをきっかけに一念発起し、

「やってやるぞ!」という強い気持ちで参加を決意しました。

【マラソン大会当日】

スタート前はとても寒く、マリーナシティ行きのバスの中から雪が吹雪いているのが見えました。
ほとんど練習もしないままの参加だったのもあり、「これ、大丈夫か・・・」と不安な中での会場入りでした。

 

スタート直前は天気も良くなり、走っているうちに心地よくなってきたなぁ~と思ったのも束の間、
2kmを過ぎたあたりから脚に激痛がはしり、やがて失速して痛みに耐えながらのランを余儀なくされました。

「もう、限界。あかん。無理や。」何度も弱気になっていました。

すると、大会の運営の方や給水所の方、隣を走る見ず知らずの方まで、

「兄ちゃん、頑張れー!」と声をかけてくださったのです。

普段、運動なんて全くしてないので、タイムが遅いのは当然ですが、何とか規定のタイム内で完走することができたのは、寒さを吹き飛ばすほどの周囲の方々の温かさがあったからだと思っています。

もちろん、途中で諦めることもできましたが、悔しさが残るような走りだけはしたくなかったのです。
決して、他人に誇れるようなタイムではないのですが、最後までリタイアせず、完走という目標を達成できたことは、自分の中で確実に自信につながりました。

(ゴール地点で何人か高2の生徒に会い、健闘を称えあいました)

普段、中1の生徒に向けて「苦手な教科ほど勉強しよう」と指導しています。

・苦手なことにも目を背けずにやってみる
・何でも良いから具体的な目標をもって生活する
・最後まですぐに投げ出さず、やり遂げた自分を想像して

なかなか難しいことですよね。中1の生徒だけでなく、これから受験の最終局面に入る高3生の皆さんや、
すべての信愛生が、少しでも「苦手だからこそやろう!」という精神で、日々成長を重ねていってもらいたいです。

 

 

【マラソン大会が終わってから】
あれからも体重が順調?に増え続けている私ですが、何も変わっていないわけではありません。今後も人生で一番苦手なマラソン大会にチャレンジしていこうという「断固たる決意」が生まれました。(中1の皆さん!来年一緒に走りませんか?)

P.S. マラソン大会後のごほうびです