「信愛フェスタ」に向けて   大村 寛之

私が今年度担任をしている高校1年の内進生(信愛中学からの進級生)は、現在、答えが1つとは限らない課題に挑戦する探究学習のプレ活動として「信愛フェスタで来場者をもてなそう!」に取り組んでいます。これは、4クラスの生徒がクラスごとにプランを考え、入試広報室の先生にプレゼンを行い、その中から2クラスのプランが選ばれ、5月13、14日の信愛フェスタで実際にそれを行うというなかなか本格的な取り組みです。

まず、生徒たちはiPadを駆使しながら、小学校高学年の女子の好みや流行っているものを調べてみたり、伝えるべき信愛の魅力をピックアップしたりしながら、まず小さなグループでアイディアをまとめ一つのプランにしました。その後、クラス全体にそれぞれのグループのプランを共有した後、今度は紆余曲折はありながらもそれぞれのグループのプランをできるだけ活用したプランへと集約させようと頑張っていました。
実際に勤めたことはないので、テレビドラマなどから推測するだけですが、きっと一般の企業でもこれに類するような活動は行われているのだろうと思います。そういう意味でも、ターゲットのことを考え、その人たちをもてなすプランを考えるという活動は、生徒たちの将来にも役立つのではないかと感じています。

さて明日(記事のアップが遅れたので本日ですが…)は、いよいよプレゼンです。それぞれのクラスがどんなプランを出してくるのか。我がクラスは自分たちのプランの良さをしっかり伝えることができるのか。色々と気になることばかりですが、今「信愛フェスタ」に参加しようかなと思いながら、このHPをご覧になっている皆さま。皆さまに楽しく、意味のある時間を届けるために、教員も生徒も、クラスもクラブも頑張って準備をしています。ぜひ一度信愛フェスタへと足を運んでみてください。

ちなみに、上の写真はかつて信愛フェスタで採用された「信愛チャーム」です。受験生にとって受験のお守りとなれば…という思いを込めて、作ってもらうというプランは大好評でした。さて、今年度は一体どんな企画が選ばれるのか?