百人一筆の場をお借りして、わかば祭のお礼   西川誠則

5月1日(日)、わかば祭。数々の制約がある中、今年も無事終えることができました。

制約の中の1つに、「模擬店で生徒が調理したものを扱うことができない」というものがありました。

学園祭の模擬店の醍醐味と言えば、その場で、たこ焼き、焼きそば、フライドポテト等を調理し、作りたてを提供し、お客さん側もお店側もお祭りの屋台気分を味わうというのがお決まりでしたので、生徒たちは悩みました。

そんな中、あるクラスが目を付けたのは“美味しいパン”でした。

自分たちで調理できないのなら、味に定評があるお店のパンを模擬店で提供して、喜んでもらおうと考えたのです。

そして、今回ご協力いただいたのが、和歌山駅からの通学路にある“ABEND”(アーベン)さんでした。

わかば祭当日はお店がお休みなので、当初は前日の夕方に商品を搬入し、教室で保管する計画でしたが、店長さんに相談したところ、焼き立てのパンをご賞味いただきたいとの思いから、当日の早朝から焼いていただく運びとなりました。

さらに、信愛特製メニューもご提案いただくこともできました。

この予想外の展開には生徒たちも大喜び。

そして、迎えた当日、休業日の早朝5時から作業に取り掛かっていただいたお陰で、模擬店開店時間には、焼き立ての“美味しいパン”を提供させていただくことができました。

信愛では、様々な場面でご近所の皆様にご協力いただき、教育活動を盛り上げていただいています。今回もその良い一例となりました。

“ABEND”さんには、この場をお借りして、改めてお礼を申し上げたいと思います。