啓蟄の日 山路

学年末試験も今日で折り返しですね

本日3月5日は,二十四節句の「啓蟄(けいちつ)」という日です。「蟄」というのは「土の中に隠れている虫」のことで「啓」は「啓く(開く)」という字です。そのため,この啓蟄の日は,土の中で冬を越していた虫たちが春の日差しを感じて出てくる日,だそうです。これから冬に見かけることの少なかった虫たちが,皆さんのまわりを元気に飛び回るかもしれません。

私の母校では,卒業証書の日付をこの啓蟄の日にしていた,と記憶しています。厳しい時期を越え,温かい明るい世界への門出を祝う意味でも演技のよさそうな日です。

先日卒業式を終えた高3生たちは,国公立大学の合格発表がある時期ですね。皆さんが,希望に満ちた第一歩を踏み出せることを祈っています。
高2以下の生徒の皆さんは,辛く厳しい試験勉強を乗り越えた努力の成果が,残り二日で現れることを期待しています。

<追記>
帰り道,ふと空を見上げると今年度の中学理科で出題した「地球照」が見えました。参考までに。