地域協働事業 高校1年生の取組み 西川誠則

担任をしている高1学年のタイムリーな活動を紹介します。

高1学年は、4月の新入生研修会でのオリエンテーションから始まり、5月のパネルディスカッションを経て、各々希望の分野に分かれて「リージョン(=地域)探究」活動を始めています。

今年は「経済」、「医療」、「産業」、「農業」、「行政」、「林業」の6分野です。

各分野ではグループごとに探究テーマを設定し、10月の中間発表に向け、具体的に動き始めました。

そして、いよいよ7月15日(水)にはフィールドワークに出かけます。

私が担当する「林業」は田辺市にある和歌山県農林大学校林業研修部を訪れ、レクチャーを受ける予定です。

大学校では10代から60代までの11名の研修生(学生とは呼ばないようです)の方々もお世話をしてくださるということで、生徒たちも楽しみにしている様子です。

巷ではNHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」について耳にすることが増えてきていますが、その舞台は宮城県のとある森林組合です。

ドラマの中で、「森と川と海はつながっている」ということを伝えるシーンがありました。同じように、「木の国」和歌山でも、また和歌山でこそ深く学べるものがあると思います。

当日は熊野古道中辺路の伐採作業現場も訪れる予定になっています。

現場の声に耳を傾け、現場の空気を肌で感じて、多くのことを手に入れて帰りたいと思います。