クラスでシクラメンを育てていました。
初めはきれいに咲いていたのに、一週間もしないうちにどんどんと枯れていきました。。。
肥料も要らず、寒さにも強いはずのシクラメンがどうして枯れたのか私なりに分析してみました。
1.水不足?やりすぎ?
→毎日朝礼後に水をやって、クラスの生徒も水をやってくれていたので、水のやりすぎで根腐れを起こした?
2.日照不足?
→うちのクラスのカーテンは遮光カーテンで、窓際には置いていたけど日照不足だったかも?
3.湿度が高い?低い?
→加湿器の横に設置していたので、常に湿度が高い状態だったかも?
4.室温が高い?
→日中はエアコンが入った状態で、エアコンが付いていない夜の間も比較的教室が暖かいため、シクラメンには暖かすぎた?
5.チョークの粉のせい?
→黒板横に置いていたのでチョークの粉がいっぱい付着していました。ひょっとしてこれ?
今は、集中治療室(我が家の庭)で毎日適切な管理の下、治療に当たっています。前よりは元気になった??
ちょっとしたことで元気になったり不調になったり、シクラメンも生きているんだなぁ。昔、熱帯魚を飼っていたんですが、水温がたった数℃下がるだけで病気になったりと、そりゃー、人間だって少しの気温変化で風邪引くよなぁと。生き物から学ぶことは本当に多い。
現在は、シクラメンの代わりにガジュマルという植物を育てています。ガジュマル、知っていますか?沖縄などで生息している可愛らしい植物です。ガジュマルは高温多湿でもOKなはずなので、クラスの加湿器の横にはちょうど良いはず!
◆ガジュマルの画像
(どうですか?ヘンテコな形でしょう?でもそれがまた可愛い。)
ガジュマルは、育っていくと根っこが茎から垂れてきて、それが土に達するとその根っこが太く固くなり、茎になるそうなんです。植物ってほんま面白い!
少しずつ細い根っこを垂らして、自分を支える茎を作るなんて、まさにみんなの学習状況を表しているようで、面白くないですか?
今やっている勉強は少しずつ自分の足元を固めているはずです。
ガジュマルを見てそれをイメージし、着実に一歩一歩前へ進んで行ってほしいものです。
今、NHKで「植物に学ぶ生存戦略」という番組がやっています。俳優の山田孝之さんがシュールなタッチで植物と人間社会について触れています。10分の短編番組なので気軽に観れます。
これが色んな意味でめっちゃ面白い。次回は2/11(木)です。ぜひぜひ録画してみて下さい。
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=27470
↑庭のシクラメン