本日はテレビ和歌山「私学特番」に向けての撮影でした。
信愛生のみなさん、撮影にあたり、出演またおそうじなど色々協力ありがとうございました。
今回は「信愛の歴史」を紹介するコーナーを番組に入れてみました。この企画にあたり、熊本信愛の先生と仁川の幼きイエズス修道院に古い資料を提供していただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
アウトテイクの写真を一つ紹介したいと思います。写真はお裁縫の様子です。明治のはじめ頃、熊本で撮影されたと思われます。
フランスからやってきた幼きイエズス修道会の四人のシスターは、神戸・大阪・熊本の地で、教育・福祉活動を始めます。日本語もあまり分からない上に、まだまだ外国人も珍しかったその時代に、シスターたちの活動は苦労の連続であったことでしょう。四人のフランス人シスターたちの日本での生活は、フランス・ショファイユの幼きイエズス修道会の総長レーヌアンティエに宛てた手紙の中に、詳しく綴られています。フランスにはいない蚊の大群に悩まされ、地震におそれおののいたという話もその手紙の中に出てきます(村田初子『無償の愛に生きて 130年前のシスターの挑戦』講談社 参照)。
信愛の歴史を調べるにつれ、信愛の土台を築いたシスターたちの強い思いに触れ、私自身とても力をもらいました。
テレビ番組の放映は
11月4日(日)12:00~12:55
11月13日(火)19:00~19:55
です。楽しみにしていてくださいね!