3月1日の卒業式の準備が始まりました。また、大学入試の合格発表も始まり、高校3年生は卒業を身近に感じられる時期となりました。卒業生に注目が集まりますが、一方で、職員室では係の先生方が、新入生に渡す書類の袋詰め作業を行い、新入生を迎える準備も着々と進んでいます。そういえば、テレビ和歌山でこの日曜に私学入試の番組があるようで、これからの人も準備に入る時期か、と気づかされます。
今まで信愛は、多くの生徒が入学し、力をつけて経験を積んで卒業し、を繰り返してきました。生徒や先生の生活の「場」である信愛ですが、単なる場ではなく、その72年の積み重ねが有機体としていい作用を及ぼしているように思います。こういうのを伝統というのでしょうか。
今年も巣立つ人、入学する人、各々信愛のDNAを引き継いでいってくれることと思います。