大分肌寒くなり明日からは、冬服になりますね。
いよいよお魚の美味しい季節に入ってきました。
夏場の魚は、人間と同じで暑いと食欲が細くなりエサを食べる量が減ります。すると、(魚種にもよる)脂の乗りも悪くなり魚体も痩せてあまり美味しくないと言われています。
しかし、これからの季節は、水温が下がるにつれ魚達の活性が高くなり、冬を越えるための準備にエサの爆食が始まり、脂の乗った美味しい魚が誕生するのです。
また、冬の魚は、臭みも弱くなりお刺身にも適しています。
海中では12月末頃まで、お魚パラダイスが続きます。
ただ、地上での12月末といえば、季節は真冬ですよね。
魚の活性が高い理由は、気温に比べ海水温は1~2カ月遅れるからなのです。
そのため、一番水温の低い時期は2月~3月で、この時期の魚は水温の変化の少ない深場へと移動していきます。浅場に居るのは、魚体の大きい寒さに強い魚になります。
皆さん、不思議に感じたことはないでしょうか?1月~2月の極寒の海で、防寒着を着込で釣りをしている人達がなぜ居るのかを?
そうです!このBIG ONEを求めて竿を出しているのです。
小魚は、水温の安定している深場に移動しているので、釣針に魚が掛かると、かなりの確率で大きなサイズに出会えるのです。
生徒の皆さんは、肉食の方が多いと思いますが、これからの時期は、魚も脂ギッシュになってくるので、お勧めですよ。