みなさん、こんにちは。
食欲の秋ですね。私は昨日オークワで「ロザリオ」という品種のぶどうを買ってしまいました。とても美味でした。それにしてもなんで「ロザリオ」なんでしょうね? 修道院でつくっていたのかな?
それはさておき。私は最近ちょくちょく旅に出たい衝動に駆られます。しかし今は高校3年生の担任なので、もうちょっと我慢します。次の春休みまでの辛抱です。どこにしようかな? パンダにも会いに行きたいし、ラオス北部の少数民族の村にも行ってみたい。 行ったことのない国にも挑戦しようかな~?
こんなことを空想している時はとても幸せなのですが、今、高校三年生は私と同じような気持ちなのかな~と思います。真剣さ、切実さは全然違いますが、やっぱり来年の3月を想像して、「合格したらこんなことしてやるぞー!!」と思って日々努力を積み重ねてるんでしょうね。
模試でおもわしくない結果にガッカリして、こんなんで大学行けるんか?と不安になって、でも刻々と大学入試は近づいてくる・・・。ああもう逃げ出したい!!と思うでしょう。
ここで、夏目漱石の「こころ」の一節を紹介します。
「Kが古い自分をさらりと投げ出して、一意に新しい方角へ走り出さなかったのは、(中略)彼には投げ出すことのできないほど尊い過去があったからです」
自分がさらりと受験勉強を投げ出さない、諦められないのは、皆さんの中高6年間、高校3年間が「尊い過去」だからじゃないですか?
その「尊い過去」を積み重ねてきた過去の自分を、そう簡単には裏切れませんよね。
高校3年生の皆さん。あとちょっとです。ここで諦めたら女がすたります。
楽しい楽しい来年3月を想像しながら、みんなで乗り切りましょう!!